千本診療所
【認知症の新しい治療に備えて ―「 レケンビ」院内勉強会を開催しました】
先日、認知症の新しい治療薬「レケンビ」について、院内勉強会を開催しました。
当院では、このたびレケンビ治療を継続して行う「フォローアップ医療機関」として登録されました。患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、医師・看護師・スタッフが治療の流れや注意点について理解を深めることを目的に勉強会を実施しました。
勉強会では、レケンビの効果や副作用、治療中の観察ポイントを学ぶとともに、実際に当院で点滴治療を行うことを想定したシミュレーションも行い、スタッフ同士で活発な意見交換を行いました。
レケンビは、アルツハイマー病の原因の一つとされる脳内のアミロイドβを取り除くことを目的とした、日本で初めて承認された治療薬です。病気を完全に治すものではありませんが、認知機能の低下や症状の進行を緩やかにする効果が期待されています。
治療は2週間に1回の点滴を約18か月間継続して行います。治療開始後およそ6か月間は大学病院などの「初回導入医療機関」で治療を受け、その後、状態が安定した方は地域のフォローアップ医療機関で治療を継続します。
なお、レケンビ治療を始めるためには、大学病院などで詳しい検査を受け、治療の適応があるかどうかを判断する必要があります。対象となるのは、軽度認知障害(MCI)や軽度のアルツハイマー病(初期の認知症)と診断された方です。
当院には、認知症診療を担当する青木医師がおり、毎週金曜日午前に診療を行っています。
「もの忘れが気になる」「レケンビについて詳しく知りたい」「家族の認知症について相談したい」など、ご心配なことがありましたら、お気軽に千本診療所までご相談ください。
これからも、地域の皆さまが安心して認知症医療を受けられるよう、スタッフ一同、知識と技術の向上に努めてまいります。
